たまには愚痴っ！

大きな台風が過ぎ、子供の運動会も終わり、
もうすぐ秋祭り。
ブログを初めて二年が過ぎました。

あんまりアクセス数は気にしていないんですが、
先日チェックしてみると、けっこう多くの方が見てくれている事にあらためて感謝してしまいました。
ありがとうございます。

お客さんに、「自伝の続きまだ！」
と、よく声をかけてもらいます。

自分で、最初から読み返して見ました。
文章はともかく、昔を懐かしく思い、当時がフラッシュバックします。

で、けっこう自分のことを良いように書いているでしょ！

若くして○○とか、この年で○○とか…

実は、このあとけっこう頭をうつんですよね～…
まえふりデス。

続きは、……

この仕事を初めて、27年目。
先日、なんかのテレビ番組で、
「昔からの伝統を守りつつ、新しい事を取り入れる事の難しさ」
を、テーマに話をしていました。

日本料理、これも古い歴史があります。
方にとらわれすぎるのは、どうかとは思いますが、
でも、修行をせずに料理人！と語るのもどうかな～…

ちょっと辛口な意見ですが…
あまり料理の経験がない人に限って、素材にこだわりすぎるように思います。
例えば、うちのお店は水はどこどこからくんできて、
醤油は○○、塩は××。

そして、奇抜なアイディアで、派手な盛り付け。

創作料理、と、言われたらそれまでですが、
中身がないように思ってしまいます。

素材については、もちろん良いものを使うに越したことはないです。
でも、素材を生かす技術がないと、どんなに良いものを使っても、
美味しいものは出来ません。

まあ、たまにはこんな話しも取り入れながら、
末永く、ブログを続けていこうかなと思います。

（最近、ちょっと気になる事がありましてネ……）

お酒の飲み方は…？

先日、お客さんが、メニューを眺めながら、
「大将、お酒に合う料理を考えるのって大変やな～」
と、言ってこられました。

「いいえ、仕事ですから！」
と、僕は答えました。
その時は別に何も引っかかることなく、流しました。

数日経って、
「お酒に合う料理なんて、考えたことないよな～」
そして、こう気付きました。

お酒に合う料理を探してるんじゃなくて、
料理に合うお酒を探してるんやと。

また、お酒の飲み方も人それぞれ。

前に、お客さんから聞いた話し。
どこかのお店で、焼酎の水割りに、レモンを入れて欲しい、
と、頼んだところ、
お店の人が、
「この焼酎は○○の○○だからそのまま飲んで下さい。」
と、言われたとか。
お客さんは、気分を悪くされたよう。

お店の方の言い分も分かります。
きっと、地焼酎のよさを味わって欲しかったんでしょう。

うちのお店は何でも入れます（笑）
生ビールに、氷を入れて飲むお客さんもおられます。

別にこだわりがないわけではありませんよ。

お客さんが何か、オススメを！
と、言ってこられたら、こだわりてんこ盛りでお出しします。

グラスもそう。
基本、瓶ビールの時と、焼酎の時は、
陶器の器でお出しします。
でも、ガラスのコップやないとアカン！
そんなお客さんもおられます。

日本酒の燗でも、もてへんぐらいに熱いのを好む人がいれば、
ぬる燗でないとダメ、な人も。

料理はともかく、お酒の飲み方は人それぞれ！

僕は、あえて逆らわず、お客さんの意見を尊重していこうと思っております。

日本酒よりも焼酎の方が体に良い！
なんて言葉を聞きますが、飲みすぎたらいっしょですよ！

休肝日を作りましょう！！

（自分に言ってマス…）

秋、てんこ盛り。

先日、八鹿まで用事があって行ってました。
どの辺だっただろう？
夕方、車に付いてる外気の温度計が19℃でした。

すっかり秋ですネ！

ランチのなかにも、秋がたくさん入ってます。
梨と秋野菜の和え物、秋鮭、栗渋皮煮、温野菜でさつま芋、
むかご入り菊花饅頭、いちじくの天ぷらなどなど。
（仕入れの状況により、変わる事があります）

サンジニタベテモ イチジ ク～

しょーもな…

秋の一品。

今夜、台風が上陸しそうですね。
被害がないことを願います。

台風が過ぎても、まだまだ残暑は厳しいとは思いますが、
ちらほらと、秋が見え隠れしていますね。

「蓮根饅頭」作りました。

あとは、油で揚げ、出し汁をかけて、薬味をのせて出来上がり！

手ですりおろした蓮根100％に、叩いて潰した海老、銀杏、
あと、水で溶いた葛粉、お塩を少々。

シンプルな材料、でも、なかなか手間がかかってます。

人気メニューです。