昔、板前さんは「遊び人」と言われる事がよくありました。
「飲む、打つ、買う」
僕の若い時もまだ、そんななごりはありました。
でも、ありがたい事に、僕のまわりにはそんな先輩は少なく、
健全な道を歩んで来ました。(爆)
それでも、飲みにはよくいったもんです。
お店が繁華街と言うこともあり、
仕事が終わりお店を出ると、




誘惑がイッパイ!
そして、上の人たちによく声をかけていただきました。
と、言うか、いかに飲みに連れて行ってもらえるか
作戦を練ってました。
「タダ酒」
これを飲むタメニ…
近頃では、上司に誘われても断る部下が多いと聞きます。
ア~モッタイナイ!
何度も書きますが、バブル絶頂期!
高価な洋酒や日本酒なんかをよく頂きました。
高価なお店にもたくさん連れて行ってもらった。
たいてい、スタートは焼き鳥屋。
そこで、先輩に「ここでたらふく飲んどけ!」
と、よく言われた。
次のお店、高いからです。(スナックやラウンジ)
そこで、場を盛りあげると、「こいつ、おもろいやっちゃ!」
と、言うことで、またさそって頂ける。と、いった感じ!
こんなこともよくあった。
給料日前、お金がなく、お誘いもない時、
y君と、ただただ街(繁華街)を歩く。
すると、たいてい何処かのお店のママさんか女の子に出合う。
女の子「○○君、なにしてんの~?」
僕達「べつに~…」
女の子「お店に寄ってよ~!」
僕達「お金ないしな~…」
女の子「つけといたらええやん!」
僕達「ほんま~!」
こんな感じで、つけで行けるお店をどんどん増やしていった。
もちろん、給料日には大変なことになった。(爆)
ここのお店は、大変厳しかったので、
調理場でお酒を飲む職人さんはいなかったけど、
前のお店では、夜になるとあちらこちらで隠れて
お酒を飲む職人さんが多かった。
週末は、必ず麻雀の人あり、
競馬、パチンコにハマっている職人あり、
買うほうも……
確かに、僕もよく飲みには行ったが、
やはり、車をドライブする事以上の楽しみはなかった、
そんな、10代後半でした。
続く…
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