鯛の子。
写真は「鯛の子(卵巣)」です。
春の食材で、日本料理ではよく使います。
写真に写っている物は、鯛の子を掃除(血管や筋を取り除く)した物を開き、
ボイルして、臭みを抜くために水でさらして、丘上げ(水切り)した状態です。
今から、お酒、かつを出し(かつを出しを嫌う料理人は水、理由はまた別の機会で)
薄口醤油、砂糖、味醂、針生姜で、炊き上げます。
ここで、お正月なんかにもよく「子」の炊いたものを食べますが、
あれは、タラの子です。
タラの子と、鯛の子
まったく違うものですが、案外知られていません。
まあ、似てるっちゃぁ似てますけど…
季節も、若干ずれて出てきます。
タラの子は冬、鯛の子は春。
釣りをする方なんかはよくご存じでしょう。「のっこみ鯛」
鯛の子はどう転んでも鯛の子ですが、
タラの子は別名「明太子」。
鯛の子、タラの子、明太子、
意外とこんがらがっている人もいるみたいです。
明太子は、タラのことを中国語(韓国語)で明太、めんたいの子だから明太子。
ま、「食べて美味しけりゃそれでよし」なんですけどね
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コメント
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大好きです
いつも、ひさと行かせてもらったら、注文してます(≧▽≦)/
投稿: ナガチャン | 2010年4月 7日 (水) 19時36分
コメントありがとうございます
まだ、しばらく鯛の子おいてますんで
食べに来て下さいね
いわがきや、ハモも入荷して来ましたよ
投稿: ひさと | 2010年4月 8日 (木) 22時04分
あっ、いわがきも入ったんや
引越しが終わって、町民運動会が終わって、球技大会が終わって、
小学校の運動会が終わった頃(今年は6月開催)には、
寄れるかな~
投稿: hiro | 2010年4月 9日 (金) 22時40分
hiroさん、イベント目白押しやね〜
6月、梅雨に入るといわがきも旬をむかえます。
お待ちしております
僕は、仕出し(花見弁当など)におわれて
今日も休日返上で、働いております…
投稿: ひさと | 2010年4月12日 (月) 18時03分