アマダイのおはなし。
ぶさいくな魚ほど、美味しい!
などとよく言いますが、この魚もそれにあたるのではないでしょうか。
甘鯛(アマダイ)です。
京都では「グジ」と呼ばれます。京料理にはかかせません。
なんとも愛くるしい顔をしています(笑)
でも、中身は本物。
白身の魚で、焼いても、蒸しても、出しをとっても何をしても美味しい魚です。
これから、私のブログにはちょくちょく登場してくると思います。
今日は、この子の「ウロコ」について少し…
ふつう魚のウロコは、「ウロコかき」または、包丁なんかでこすって?
はがし取るようにウロコをとります。
この子も、もちろんそれでもよいのですが、
包丁ですきとる方法があります。
今回私は、この子を「蒸し物」として使うために仕入れました。
こうしてウロコをすきとると、よりきれいにウロコを取ることが出来ます。
でも、焼き物にする場合、皮目の見た目を重視するために、
ウロコをはぎとる方がきれいに仕上がったりします。
わざと、ウロコを残して焼く場合もあります。
見えない「こだわり」ですね(笑)
ちなみに、すきとったウロコを軽く干して油で揚げれば「パリパリ」
せんべいみたいになります。
あんまりご家庭では調理されないですかね……(笑)
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